修士論文や博士論文を作成しているときの学生の心理状態というのは
普通の状態ではない、ということは長年感じています。
ただそれがどのような物であるのか表現する、具体的な言葉が
みつからからなかったのですが、それはもしかしたら
「現実歪曲フィールド」
かもしれない、というアイディアが浮かんできました。
現実歪曲というとなにかネガティブなイメージがあるのですが、
例えば、インターネットの世界は、これまで図書館に
いって半日かけて調べなければならなかった事項を、あっと
言う間に調べることを可能にしてくれる、という意味では
「現実歪曲フィールド」が現実になってしまった・・・
といえるでしょう。これなど現実歪曲フィールドが現実
まで昇華されたれいといえます。
数学の新しい結果というのは、他の人が聞いてすぐに理解できる
とうレベルでなされるのではありません。それこそ、それまでの
常識に反するような意外な発想が(原則として)かならず
あるのです。その発想を認めるということは、「現実歪曲フィールド」
をはるという感覚に近いのかもしれません。