みなさんおはようございます。
新しい年が来ました。
みなさんはどんな気持ちで新しい年を迎えているでしょうか。
みなさんが前向きな気持ちでこの場にいてたらいいなあと思っています。
ところで、今年の元旦1月1日の夕方4時頃に、石川県の能登半島付近で大地震が起こりました。
その時先生はテレビを見ていましたが、突然テレビに地震速報が入ったと思うとすぐに番組が変更になって地震の様子がずっと流れるようになりました。石川県では今でも潰れた家の下敷きになった方々を助け出すための活動が行われています。そして避難所では多くの人たちが、不自由な暮らしに苦しんでいます。
今は、少しでもたくさんの人たちの命が助かること、そして避難所で大変な暮らしを続けている方々が1日でも早く安心して生活できるようになれることをお祈りしています。
地震といえば今から13年前(2011年)、皆さんが生まれる前ですが、3月に東北地方で東日本大震災と呼ばれる大地震が起きて2万2千人以上の方々が亡くなったり行方不明者になったりしました。その時にはいろいろと問題が起こりました。例えば、道路の通行情報が皆に伝わらなくて、被災した方々への救助物資がちゃんと届かない、などの指摘がありました。このようなことを見て色々な人たちが「自分たちで何にかできることはないだろうか」とさまざまな活動を始めました。例えば、日本の自動車会社は会社の壁を超えて自動車の技術をみんなのために使おうという団体を立ち上げました。この団体は、今回の地震ではいろんな自動車のGPSの情報をもとに、インターネット上に通行ができる道路の情報を公開しています。
https://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/1558674.html
このように、私たちは災害に遭うたびに、そこから「自分たちには何が足りなかったのだろう」と反省して、「次はもっと上手くやろう」と工夫をし続けてきました。
しかし、いくら「次は上手くやろう」と思っても、それまで考えもしなかったことが起こります。
例えば、今から6年前(2018年)先生の住んでいる大阪で大きな地震がありました。この地震では先生の住んでいるところは震度6という激しい揺れに襲われました。幸い先生の家は壁にちょっとヒビが入っただけでしたが、家の近くではとても悲しい事故が起きました。
この地震は朝8時頃に発生したのですが地震のために塀のブロックが倒れてちょうど登校中だった小学生が下敷きになって亡くなってしまいました。
その後このことを反省して、国や自治体は、通学路に危ないところがないか調べました。そして全国で見つかった何千ヶ所もの危ないところを撤去しました。そのおかげで倒れて来た塀の下敷きになってなくなるというような事故が起きるかもしれない、という心配はずっと少なくなりました。
災害が起きた時に、そこで苦しんでいる人たちに何ができるのか考えるのはとても大切なことです。そして、災害が起きた時に
「今回は大丈夫だったけれど、でももしかしたらこんな危ないことが起きるかもしれないね」
ということを考えることはそれと同じくらい大切なことだと思います。
さてもう少しすると震災のニュースはテレビなどでは流れなくなるかもしれません。でもみなさんには今回の震災の時にどんなことが起きたのか、そして今まで気がつかなかったことで
「これは、気をつけたほうがいいぞ」
と思ったことはないか、ぜひ考えてみてほしいと思います。
いま苦しんでいる、能登やその周辺の人たちのことはちゃんと考えてください。ただ、ここから私たちの未来のためになる教訓も引き出す、そのようなことを皆さんがしてくれたら先生はとても嬉しいです。
そしてみなさんの学年の残りの時間は後少しです。この時間がいい時間になりますように。
では、これで今日の先生のお話を終わります。