2012年10月6日土曜日

F1日本GP開幕(2)

ホンダエンジンの強さの理由の一つに、レース情報
のシステム化、を揚げることが出来ます。
例えば、レース中にエンジンの状態を無線でピットに
飛ばしてリアルタイムにモニター出来るようにした
テレメトリーシステムはホンダが開発したものです。
後に、この情報は衛星回線を使って日本にある
ホンダの研究所に送られるようになりました。
またエンジンというのは、現在はその点火等の
タイミングはコンピュータ制御されており、
コンピュータのプログラムを変更することにより、
全く性格の異なる
ものにすることが可能です。ホンダはいくつもの
プロウラムを予め準備をしておき、レース中に
無線でこれらのプログラムを交換するような
システムも開発していたそうです。

このホンダの栄光の時代を支えたのが、ブラジル人
ドライバーのアイルトン・セナでした。
セナは単に速く走るだけではなく、次々と
新しいテクノロジーが導入されるF1の世界に
あって、常にそのテクノロジーを理解しよう
とした、ドライバーであったと言われていま
す。常に新しい技術に興味をもち、技術者に
質問をし議論を交わすセナの姿は、一流のドライバー
の中でも、珍しいものであり、ホンダを始め
多くの日本人に好意的に受け入れられました。
(因みに、1994年セナが事故で亡くなったのち、
コンピュータ関係の雑誌ASCIIは、セナの特集
組み、高度にデジタル化されたF1の世界を
描いています。)