2014年2月3日月曜日

数学の研究と数学者(4)

形式的にはより強い結果がすでに公開されている、そのよう
な論文を(少なくとも名のある)雑誌に投稿することには、
正直ためらいがありましたが、一方では私達が到達した証明
を多くの人に見てもらいたい、という気持ちもありました。
(因みに数学の結果というのは、原則的に論文(「定理」)
にまとめられて、専門誌に投稿、そこで「出版の価値あり」
と認められれば雑誌に掲載されて世の中に公開されることに
なります。)そこで、とりあえず私達はその判断を雑誌の編
集部に任せることにしました。つまり、これまでの経緯を論
文の第一節、つまりこの論文に興味を持った人はだれでも目
を通すであろう所、に書いた上でそれでも出版の価値がある
かどうか、編集部そして論文を査読するレフェリーに判断を
預けたのでした。